村上達也村長の発言
原子力に向き合う姿勢を正し、金のために魂を売ってはならない。

原発を保有することは危険が大き過ぎる

政府や東電の事故対応はまったくなっていない。

住民の命より原発推進政策を維持すること、経産省や東電を守ることが優先された。まるで戦前の軍部のようだ。

原発による経済的繁栄は一炊の夢であり、その結果すべてを失う。無能な国では原発を持つべきではない。

私は故郷、暮らし、未来と、原発マネーとは等価交換できないと思う。それをみなさんに問いかけたい。

福島第一原発の事故で僕が驚いたのは、少し後の世論調査です。あれだけの事態でも、半数以上の人が原発を続けようと答えていた。原発に依存的な構造ができてしまっているのです。成長を続けなければ社会が成り立たないかのごとき成長依存的な社会構造、そして精神構造が根底にある。 見田宗介　1937年、東京都生まれ。社会学者。東京大学名誉教授